子供がたまにしか運転しないなら子供特約が安心
自動車保険には、「子供特約」という特約があります。
この特約は、年齢制限以下、つまり本体の年齢条件で設定している年齢以下の子供が運転するときでも免責事項にあたらず、保険金が支払われというものです。
また、通常事故で保険を使えば自動車保険の等級がダウンしますが、この特約は等級も下がらないというありがたい特約です。
子供が免許をとり、自分の自動車を購入して日常的に自動車を使用している場合は、自動車保険を新たにかけたほうが安心できるといえます。
ところが、免許はとったものの日常的に自動車を使わない場合、例えば帰省時にしか運転しないなどといった場合は子供特約のほうが便利だということになります。
中でも、子供が通勤などに自動車を使わず、休日も自動車を使うかどうかわからないといった場合に向いている自動車保険の特約といえるでしょう。
保険料は特約追加の分上がりますが、1台分を丸々新しい自動車保険にするよりは安くつきます。
また車の使用頻度の低い子供のために自動車保険の年齢制限を下げれば大幅な保険料のアップになるという事態を避けることができるわけです。
子供がこのような条件に該当する場合は、この子供特約を最大限に利用して保険料を安くすればいいと思います。
新たに自動車を購入したときはこの特約は使えませんが、親の自動車を借りている程度の使用頻度であれば、自動車保険の子供特約のほうがよいのではないでしょうか。
ライフスタイルに合わせて、保険料を安くする手段を考えてみましょう。
家族構成が変わったり、子供の年齢進行が自動車保険の見直しの節目になります。
節目を迎えたら年齢条件、運転者限定、特約などをチェックしてみるといいですね。
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